事務局からのお知らせ

事務局からの連絡事項、活動報告など

ヘルスケアアートワークショップ(厚生院における一連の取り組み、全8回)の実施報告を簡潔にまとめました。詳細の報告記事を一部リンクしております。

ワークショップ1(企画編)/レクチャーと企画検討

講師2名からのレクチャー後、グループに分かれて、実践ワークショップの会場となる高齢者福祉施設(名古屋市厚生院)でのアート活動について企画を出し合いました。企画は事前のヒアリングにより、「高齢者」「春」「ひな祭り」というテーマに沿うものという大枠は示しました。3グループがそれぞれに発表したところ「参加型」「五感を使った体験」などの提案が多く見受けられました。
開催日時:2018年12月19日
開催場所:JPタワー名古屋5F 名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト
受講生:19名
報告記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-54.html



ワークショップ2(実践編その1)/施設見学と話し合い

アート導入を行う施設を訪問し、施設の内部、利用者の生活の様子を見学させてもらったうえで、スタッフの方々との意見交換をしました。入所されている方々は高齢で介護の必要な度合が想定よりも高かったことから、企画ワークショップで受講生が考えた参加型アートの企画は難しいことが分かり、厚生院の利用者さんにふさわしい企画をあらためて考えていくことになりました。おもに会場として使うことになる講堂の見学もできました。
開催日時:2018年12月21日
開催場所:名古屋市厚生院
受講生:8名
報告記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-55.html


ワークショップ3(実践編その2)/企画発表と検討

受講生が企画をそれぞれ考えて持ち寄り、検討するために発表しました。各自の得意なことや興味のあることを生かした内容となっていて、バラエティあるさまざまな企画が話されました。それらをどうまとめ厚生院に持っていくかは課題となりましたが、類似する企画をそろえるなどして絞り込み、「五感を刺激する」「ハレの日」というテーマでまとめていくことになりました。
開催日時:2019年1月16日
開催場所:名古屋市立大学北千種キャンパスセミナー室
受講生:10名(うち1名は見学)
報告記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-57.html


ワークショップ4(実践編その3)/企画提案と検討

一見ばらばらの個別企画をどう厚生院に提案するかは、鈴木先生の「なるべく1つのまとまりとして見せたい」という意見や高野さんの「厚生院さんがやりたいことを聞くというよりはできないことを確認する方がよいのではないか」という意見もあって、五感を刺激するハレの日アートのコンセプトに個別企画がぶら下がるような見せ方で、事務局主導で提案書を作成しました。
当日は提案書にそって企画を出した受講生が発言し、厚生院さん一同(施設管理の方、看護師の方、庶務の方など)に内容を説明。内容は予想以上に好評で、企画においてNGというものはありませんでした。実現可能な方法や調整事項などを確認し、講堂の大きさをチェックし、当日の会場レイアウト案もその日のうちに意見をもらいました。また企画ごとに担当を分けました。
開催日時:2019年1月28日
開催場所:名古屋市厚生院
受講生:10名
詳細記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-67.html


ワークショップ5(実践編その4)/企画の詳細検討

企画の内容を決定していくためにはアートディレクターという存在の必要性を感じるようになり(事務局が企画を決定していくものではなく、かといって受講生全員の多数決で決めることも適切ではない)、メンバー内で経験の豊富な小野さんに担ってもらえるよう話し、メンバーからも合意を得ました。当日までもメールで企画検討のやりとりがありましたが、装花とダンスに関連して会場レイアウトを考えるチーム、入所者の方に渡すひな祭りイベントカードを考えるチームに分かれて話し合いました。
開催日時:2019年2月7日
開催場所:JPタワー名古屋5F 名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト
受講生:11名


ワークショップ6(実践編その5)/前日準備

実際には、2/12企画の主担当だけでの意思決定の場、2/17ダンサーさんとの顔合わせ(記事はこちら)、2/19厚生院での確認を行ったうえで、いよいよ前日に会場準備が始まりました。朝、市場から直接花材の搬入があり、装花の制作、音響確認、あんどん・ぼんぼりの設置、アロマのテスト、厚生院さんへのアンケート内容の話し合いをしました。
開催日時:2019年2月27日
開催場所:名古屋市厚生院
受講生:のべ8名
報告記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-83.html


ワークショップ7(実践編その6)/実施当日

午前、午後にダンス公演のタイミングを複数回設けて、4フロアから100名を超える入所者と介助するスタッフが交代で講堂を訪れ、会場装飾やアロマ、ダンス、そして厚生院さんが用意されるお茶とお菓子(ボランティアさんがサービスしてくださる)を楽しんでもらえました。午前中は近所の保育園児さんが訪問し入所者さんと交流する時間もあり、事前に準備してくれたひな祭りイベントカードが渡される場面もありました。
当日は私たちがイベントの参加前後の気分を確認するアンケートも実施させてもらい、その結果、参加前は「普通」が最多だったところ(55票)参加後は「上機嫌」が最多となりました(66票)。これによって入所者の方々を癒し、元気にする効果があったのではないかと想像できます。
開催日時:2019年2月28日
開催場所:名古屋市厚生院
受講生:のべ12名
報告記事:https://healthcare-art.net/news/diary/entry-84.html


ワークショップ8(実践編その7)/ふりかえり

厚生院のスタッフに向けてお願いしたアンケートを回収し、集計を終えて配布しました。おおむね良い評価が得られましたが、無回答や「知らなかった」という反応、「負担になった」という素直な意見もあり、短時間での準備であったこと、それゆえ施設スタッフを十分に巻き込めなかったことなどが反省点として上がりました。
また受講生に向けてお願いしたアンケートの途中経過も集計して確認したところ、満足度の高さや今後への意欲の高さが分かりました。それぞれが得意分野を発揮し自律的に動けたこと、受講生同士が自然に協力しひとつの総合的なアート体験が提供できたことが背景にありそうです。
開催日時:3月19日
開催場所:JPタワー名古屋5F 名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト
受講生:8名


関連情報

実践WS 中日新聞(名古屋市民版)に載りました
https://healthcare-art.net/news/notice/entry-73.html
実践WS ポスター作成と報道発表
https://healthcare-art.net/news/notice/entry-77.html