2018年度 ワークショップ
高齢者施設での「五感を刺激するハレの日アート」の企画実施
一般受講生とともに医療福祉施設でのアート活動を企画実施するワークショップを実施しました。施設訪問の前に座学とワークショップを実施した上で、施設への見学をし、実施するアート活動のアイディア出しから、企画の整理、提案、内容の調整、実施、アンケートまでの一連の流れを、受講生に体験いただきました。具体的には、高齢者の医療福祉施設である名古屋市厚生院を対象施設とし、2月末に行われるひな祭りのイベントに合わせて、会場となる講堂の空間装飾やアロマ、コンテンポラリーダンスの公演など「五感を刺激するハレの日アート」をテーマにいくつかのアートを総合的に展開しました。当日は100名を超える入所者とスタッフの方に楽しんでもらうことができました。
はじめは参加型アートを想定していましたが、施設を見学すると利用者さんの介護の必要な度合が高かったことから、「五感を刺激するハレの日アート」をテーマに具体化を検討しました。当日はフラワーアーティストによる花の装飾や、アロマ、春をテーマにしたコンテンポラリーダンスの鑑賞などを行い、100名を超える入所者とスタッフさんに楽しんでもらうことができました。
2018年12月19日~2019年3月19日 スケジュール
①12/19企画WS | ガイダンスと講義 |
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②12/21実践WS | 施設見学とヒアリング、企画検討 |
③1/16実践WS | 受講生による企画発表と検討 |
④1/28実践WS | 施設への企画提案&意見交換 |
⑤2/7実践WS | 内容の詳細検討 |
⑥2/27実践W | 施設での実施準備 |
⑦2/28実践WS | 施設でのアート実施 |
⑧3/19実践WS | 振り返り |
参加人数
企画ワークショップ 20名、実践ワークショップ 12名
会場
JPタワー名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト、名古屋市立大学北千種キャンパスセミナー室、名古屋市厚生院
詳しい内容は下記のページを参照ください。
全8回(厚生院ワークショップ)実施報告