ヘルスケアアート宣言2022
ヘルスケアアートとは、健康で持続可能な社会と人々のウェルビーイングを目指し、アートを活用して医療福祉施設などの環境ストレスを軽減し、人々の絆と生きる力を引き出す取り組みです。
本事業では2018年度より対面およびオンラインでヘルスケア分野のアートマネジメント人材育成のために、講座やワークショップを展開してきました。各地での豊富な実践が報告され関心の高まりを強く感じるとともに、皆さんとの交流が生まれました。
こうした全国的な盛り上がりやつながりを受け、2021年度事業の最後に開催した全国サミットに合わせ、「ヘルスケアアート宣言2022」を発表しました。
◎ヘルスケアアート全国サミット 告知ページはコチラ
ヘルスケアート宣言2022
健康で持続可能な社会と人々のウェルビーイングを目指し、
アートを活用しようとする熱い想いと小さな実践の価値をお互いに認め合い、
ともに大きなうねりを生み出しましょう。
宣言への賛同募集
サミットの開催に合わせて2022年2月に、宣言に賛同いただける方を募集したところ、全国146名の方からのご賛同をいただきました。多くのご賛同ありがとうございました！
年度の区切りもありいったんは賛同受付を停止していましたが、再度この宣言に賛同いただける方を募集いたします。賛同者の皆さんからのメッセージや所在地・職業などはGoogleMapやグラフを使って可視化させ、全国各地のさまざまなご職業の方が実践や応援をしていることを紹介いたします。
下記の賛同者募集フォームから必要事項をご入力いただき、皆さまといっしょに日本におけるヘルスケアアートを盛り上げていければと思います。
宣言に込めた思い
2020年度事業のシンポジウムで発表した「ヘルスケアートなごや宣言2020」では、ヘルスケアアートという新たな活動を風に見立て、日本中に新しい風が吹いてくるといいな、という思いを書いたもので、新沢としひこさんに作詞作曲いただき歌にもなりました。
＜ヘルスケアアートの歌ができました！ https://healthcare-art.net/news/notice/entry-196.html＞
今回の「ヘルスケアート宣言2022」は、全国のみなさんとともにこの分野を盛り上げていきたい、という呼びかけ文となりました。
宣言をまとめるにあたっては、この事業の外部推進委員である森口ゆたか先生や岩田祐佳梨さん、阿部順子先生、篠原佳則さんたちと検討を重ねて、言葉を決めました。各団体でヘルスケアアートやホスピタルアートなど呼び方の違いや、主義や内容の違いもあると思いますが、そうした違いを尊重しながら、各地で実践されている皆さんとつながり協力していきましょう、という思いを込めています。
◎2021年度 全国サミット 第1部実践発表の報告記事はコチラ
◎2021年度 全国サミット 第2部ディスカッション＆第3部 ヘルスケアアート宣言2022の報告記事はコチラ
