【2/23サミット】ご質問への回答
ヘルスケアアート全国サミット2023「これからのヘルスケアアートを考える」
参加者からのご質問への回答
ヘルスケアアート全国サミット2023「これからのヘルスケアアートを考える」
◎日 時:2023年2月23日(木・祝)14:00-17:00(13:15開場)
◎会 場:名古屋市立大学医学部附属東部医療センター 救急外来棟4 階 多目的ホール
およびオンライン(Zoom)
イベント案内ページ
https://healthcare-art.net/summit2023/
2月23日に開催しましたサミットで、ご来場およびオンライン参加の皆様からいただきましたご質問について、回答のできるものを本ページで回答いたします。
Q.1 鈴木先生より「医療安全におけるアートについての時間はありませんでした」とのご発言がありましたが、医療安全におけるアートに関して学べるものがあれば教えてください。
→A1. 医療安全におけるアートについては、2020年度連続講座で大阪市立大学医学部附属病院の山口悦子先生がお話くださった内容が参考になると思います。本事業HPに講義録を掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
【講義録】山口(中上)悦子「医療の質と安全を向上させるアート」
https://healthcare-art.net/case/yamaguchi2020.html
Q2. サミットで紹介された例はいずれも病院でしたが、調剤薬局でもヘルスケアアートの導入は可能でしょうか。待合スペースや受付などさらに居心地の良い場所にできたら良いと考えています。
→A2. はい、調剤薬局などでも導入いただけると思います。事例集サイトには、調剤薬局にお勤めの方から、待合室への装飾やオリジナルのおくすり手帳のご投稿をいただいています。
Q3. 森口先生が、全国の医学部1年生のカリキュラム見直しに際して、ホスピタルアートについて言及されていましたが必修化されたということでしょうか?
→A3. 医学部の授業のなかで、アートやホスピタルアートが必修化されたわけではありませんが、アートが徐々に重要視され始めている状況があります。
Q.4 ヘルスケアアートの主に壁画にはアクリル絵の具でしょうか?壁画のアートの上にテープを貼ってしまうとはがれてしまうのはなにか工夫して防げませんか?
→A4. 鈴木研ではアクリル絵具で塗っています。テープを剥がすときに一緒に絵が剥がれるとすると、絵具と壁面がうまく定着してない可能性がありそうですね。壁の素材、材質によっては絵具を塗る前に、ヤスリがけをしたり下地塗料や定着剤を塗ると、絵具と壁面の定着がよくなるかもしれません。
Q.5 由井先生が、「アートの質の担保」を語られましたが、どう維持したら良いと、また、どう「質を保たれたか」を詳しくお話して頂けると有難いです。
→A5. 2022年2月に開催したサミットで、そのあたりにも言及いただいていましたので、よろしければ下記の報告記事をご参考ください。
【報告記事】オンラインサミット2/20 第1部 各地の実践報告
https://healthcare-art.net/news/event/entry-246.html