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【研究会】救急医療とアート研究会報告会 第5回(12/7)報告

研究会第5回 2022年12月7日(水)19~21時 オンライン開催
「救急医療とアート研究会&報告会」



本研究会は、医師やヘルスケアアートの実践者、一般参加者とで構成され、9月からオンラインで救急医療の特徴や課題を確認し、アート等による課題解決について検討してきたほか、イギリスの実践資料の読み込みなどをしてきました。報告会ではその過程や結果を報告します。


<講師・ファシリテーター>
◎医療者
松嶋 麻子/名古屋市立大学医学部附属東部医療センター救命救急センター長(第3次救急)
阿竹  茂/筑波メディカルセンター病院 救命救急センター長(第3次救急)
伊藤 友弥/あいち小児保健医療総合センター救急科医長(小児救急)
◎ヘルスケアアートの実践者・教育関係者
岩田 祐佳梨/NPO法人チア・アート 理事長
篠原 佳則/NPO子ども健康フォーラム 理事、建築設計
鈴木 賢一/名古屋市立大学 教授、事業実行委員長
高野 真悟/アーティスト、事業事務局
由井 武人/京都芸術大学 HAPii+ プロジェクト担当講師、画家


研究発表会の流れ

事務局から、注意事項と事業概要、講師や参加者の紹介
○研究会前半の報告
 ・救急病棟の特徴や一般病棟との違い:松嶋先生
 ・救急医療の経験に関するアンケート結果報告:高野さん
 ・研究会のこれまでの経過報告:由井先生
○グループによる検討報告
 ・救急外来の暴言・暴力に対するヘルスケアアートの可能性
 ・救急の環境を考える ー患者・付き添いの方に寄りそう環境とは?
 ・救急外来における 『看取り』の環境 ~アート導入による改善策の提案~
 ・英国の救急医療でのデザインプロジェクト報告から見る英国と日本の相違点
○参加者からの質疑応答
○全体の振り返り



第5回の研究発表会は運営・講師陣9名、一般参加者36名の合計45名で開催いたしました。



救急外来の特徴や一般外来との違い:松嶋先生


名古屋市立大学医学部附属東部医療センター救命救急センター長の松嶋先生から、一般外来と救急外来の違いを動画を交えてわかりやすく解説していただきました。




救急医療の経験に関するアンケート結果報告:高野さん


髙野の方から研究会に先立ち行ったアンケートの結果について報告させていただきました。
救急外来の診療で困ったことや、改善してほしいことを聞き取りました。アンケートの結果から3つのテーマ絞り出しました。




研究会のこれまでの経過報告:由井先生


京都芸術大学 HAPii+ プロジェクト担当講師、画家の由井先生からこれまでの研究会の振り返りをしていただきました。
4つのテーマに絞った経緯を丁寧にご説明いただきました。




各グループによる検討報告


 各グループから研究内容の発表が順次なされました。詳しくは各リンクをご参照ください。

 ・救急外来の暴言・暴力に対するヘルスケアアートの可能性 
   https://healthcare-art.net/news/event/entry-268.html

 ・救急の環境を考える ー患者・付き添いの方に寄りそう環境とは?
   https://healthcare-art.net/news/event/entry-269.html

 ・救急外来における 『看取り』の環境 ~アート導入による改善策の提案~
   https://healthcare-art.net/news/event/entry-271.html

 ・英国の救急医療でのデザインプロジェクト報告から見る英国と日本の相違点
   https://healthcare-art.net/news/event/entry-273.html


参加者からの質疑応答
全体の振り返り


ファシリテーター、講師、参加者からそれぞれ研究会に対しての感想を頂きました。
みなさん本当に熱心にご参加いただき、大変大きな学びを得ることができたと感じました。
皆様本当にありがとうございました!


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