NEWS 事務局からのお知らせ

【告知】2020年度ヘルスケア・アートマネジメント連続講座

医療や福祉の現場において総合的・体系的なアートマネジメントのできる人材の育成をめざし、2020年度も連続講座を開講します。医療やデザイン、アート、建築、文化芸術活動などの実践を積み重ねた講師をお招きし、医療福祉における患者や家族、スタッフとアートの関わりを学び、アートマネジメントの役割や意義を考えます。

イベント詳細・申し込みはこちら

「キックオフ講座」「第1~8回講座」の2部構成です。今年は新型コロナウイルス感染症対策としてオンライン(Web会議ツールzoom)にて開講することになりました。接続の環境が整っていらっしゃる方ならば、どなたでもご参加いただけます。なお、事前に接続テストを兼ねたガイダンスを設けます。

お申し込みはの専用メールフォームから、6月4日より受付開始しました


富山県リハビリテーション病院・こども支援センターの交流ロビー(第1回講座の関連画像)写真提供/室殿一哉さん


キックオフ講座 「患者・家族のケアに寄り添うデジタルアート」

看護師としての臨床経験をもとに開発した医療現場におけるデジタルアートの実践や、課題解決への新しいアプローチについて、メディカルデザインエンジニアとして活躍されている吉岡さんにうかがいます。

日時: 2020年7月4日(土) 16:00 - 18:30
定員: 先着280名(※定員枠を100名から280名に広げました 6/10)
方法: オンライン(Web会議ツールZoom)、無料、要事前申込み
講師: 吉岡 純希  株式会社 NODE MEDICAL 代表


医療施設におけるデジタルアートの取り組み例 写真提供/吉岡純希さん


第1~8回連続講座

日時: 2020年7月8日(水)~8月26日(水)18:30 - 20:30 毎週水曜
定員: 先着280名(※定員枠を100名から280名に広げました 6/10)
方法: オンライン(Web会議ツールZoom)、無料、要事前申込み
 *第2回の交流会を除き連続受講を基本とします

◆各回の講座内容

第1回 7月8日(水)
 「アートを取り入れた病院設計の現在と未来」
 病院空間にアートを取り入れることの効果や課題、最新事情について、建築家の立場から話をうかがいます。
 講師: 室殿 一哉/(株)佐藤総合計画 執行役員 アークテクトサークル・プリンシパル
 ※都合により講師が下記4名の方に変更となりました。6/23追記
 【変更後】(株)佐藤総合計画 永井 豊彦、川上 浩史、青山 徹、吉田 一博

第2回 7月15日(水) ※オンライン交流会、任意参加
 「あなたの思うヘルスケアアート」
 受講生の方からヘルスケアアートの事例とどうしてヘルスケアアートと思うかを発表してもらい、ヘルスケアアートについて参加者の皆さんで考え、語り合いましょう。
 講師: 鈴木賢一/名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授

第3回 7月22日(水)
 「みんなで描く病院とアートの未来」
 筑波大学附属病院等でのアート導入の事例や、NPO法人「チア・アート」の立ち上げや取り組み、運営の課題などをうかがいます。
 講師: 岩田 祐佳梨/NPO法人チア・アート 理事長

第4回 7月29日(水)
 「医療空間におけるアートプロデュース」
 病院や福祉施設にアートを導入する際のアーティストの選定や役割分担、課題などマネジメントの実践的な話を豊富な事例からうかがいます。
 講師: 吉田 祐美/株式会社タウンアート 取締役

第5回 8月5日(水)
 「医療の質と安全を向上させるアート」
 安全で質の高い医療を提供する経営にアートを応用する実践を紹介していただきながら、その媒介力や可能性についてうかがいます。
 講師: 山口(中上)悦子/大阪市立大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部 部長・病院教授

第6回 8月12日(水)
 「メンタルヘルスケアにおけるアートの活用と可能性」
 国内外における事例を紹介いただきながら、精神医療の分野でのアートの活用についてうかがいます。
 講師: 竹島 正/全国精神保健福祉連絡協議会 会長、川崎市精神保健福祉センター 所長

第7回 8月19日(水)
 「病院運営におけるアートの役割」
 2015年の新病棟建設を機に本格的にアートを取り入れた病院運営について、医療者・経営者の立場から話をうかがいます。
 講師: 奥村伸二/耳原総合病院院長

第8回 8月26日(水) ふり返り
 「意見交換と希望者による発表」
 連続講座を受講しての感想や、ヘルスケアアートの今後の展開についてのアイディアを全員に向けてシェアするほか、希望する受講生には発表時間を設けます。
 講師: 鈴木賢一/名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授

※講師の都合などで日程や内容が変更になる場合があります  


左・ホスピタリティをかたちにした改修後のエンントランス、右・職員と作り手の交流イベント「アートカフェ」(どちらも筑波メディカルセンター病院) 写真提供/岩田祐佳梨さん


高知赤十字病院での、地元職人と現代アートティストのコラボ で制作設置されたエントランス作品 写真提供/タウンアート


左・緊急事態宣言中のプロジェクト「Clear Sky Project」、中・緩和ケア病棟のベッドのまま出られる空庭と桜 右・日本医療評価機構の大会でアートを話し合いました 写真提供/耳原総合病院


左・「転倒撲滅シアター」入院患者・家族向けに開発したアニメーション、右・「EARRTH~Early Awareness & Rappid Response Training in Hospitals」職員・学生向けチームトレイニング用教材として開発したアニメーション 画像提供/山口(中上)悦子さん


「かく、みる、つなぐ-こころの軌跡をたどる」展。こころの健康問題を経験したひとたちとそのアートを中心に据え、イベントや交流をとおして、こころの健康、ひとの繋がり、社会のあり方などについて改めて考え合う展覧会。写真提供/竹島正先生


オンラインガイダンス

日時: 6月27日(土)14時~15時
内容: 接続確認と基本的な使い方の解説のほか、本事業委員長の鈴木賢一教授より事業概要などをお話します。講座で行うグループワークの説明と体験もします。

Web会議ツールzoomについて

  • 録画配信ではなく、参加型のオンラインミーティングのためのツールとなります
  • zoomアプリのダウンロードをしますが、アカウントはなくても参加できます
  • カメラとマイクのついた最新のOSのPC、タブレット、スマホが必要です
  • 高速通信の可能なネット環境が必要です(講義2時間で1GB程度あるいはそれ以上の通信容量が見込まれます)

申込み方法/問合せ先

お申し込みは専用メールフォームから、6月4日より受付開始しました
※期限内であっても定員に達した際は受付を終了する場合があります。
※キックオフ講座は単発の受講ができますが、連続講座は第2回を除き、継続して受講いただくことを基本とします。都合により欠席される場合はご連絡ください。
※不明な点やご要望のある方は、メールまたは問い合わせフォームからご連絡ください。
※申し込みいただくと、受付確認メールが自動返信で届きます。受信がなかった場合は、メールまたはお問い合わせフォームからその旨ご連絡ください。再度受付確認のメールを送らせていただきます。
※最新の情報をHPやSNSでご案内しています。合わせてご確認ください。

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なごやヘルスケアアートマネジメント連続講座2020 ちらし


〈問合せ先〉

なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト事務局  
E-mail:healthcare_art@sda.nagoya-cu.ac.jp


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