事務局からのお知らせ

事務局からの連絡事項、活動報告など

実践WSとして進めている名古屋市厚生院さんでのアートイベントでは、コンテンポラリーダンスという目玉企画があります。受講者の小野さんリードで同じく受講者の永山さんとチームを組んで企画を進めていただき、この日はダンサーさんを名古屋にお呼びしての事前打ち合わせがありました。運営側からは事務局の伊藤さんと寺井が参加。

小野さんは当初から池端美紀さんという関西の女性ダンサーさんを候補にされていました。今回の企画にしなやかに対応してもらえると。小野さんが今回のダンスに求めるのは「誰が見ても美しい踊り(動き)・衣装(ビジュアル)・音楽(サウンド)」ということで、池端さんからもともと美術が好きであることを聞いたり、衣装を手作りしたり衣装から踊りをイメージしたりするという話を聞いたりすると納得で、期待が高まるのでした。

池端さんには、ヘルスケアアートマネジメント事業の概要を説明し、今回の厚生院でのアートWSに至った経緯や、ダンス企画の大枠をお伝えしました。それからイベント当日の具体的な点を確認していきます。
(事前に何度か小野さんから企画が伝えられ、すでにアイディアを練った状態でお会いすることができました)

●衣装は?
・会場には桃の木や菜の花を使った装花が用意がされることから、ピンクと黄色との調和や和のイメージをもとに考えてくださる。
・今のところはっきりしたピンク色の風合いのある生地を使ってワンピースを自作して、手持ちの帯を締めるというアイディアで進めてくださっているそう。聞いているだけでなんだかカッコいい。
・受講者でフラワーアーティストの山崎さんから、生花を用いたヘッドドレスも作れると聞いていることを伝えると、ぜひ使いたいとのこと。桃の木を手に持ちながら踊るアイディアも。会場装飾の生花とコラボしたダンス企画になりそう。

●ダンスの内容、振付は?
・「ボレロ」「ミニマム」「繰り返し」「音とあえてそろえない」「脳が開放感を得られる」「リラックス」「鑑賞者が予測できる動き」――などなどの言葉が話され、小野さんいわく「こうした話ができるのがアート企画の醍醐味!」とのこと。ところがダンスに馴染みがないとイメージできないのも正直な感想。ぜひ、お任せしたいですとお願い。

●テーマは?
・春、始まり、といったキーワードから、ダンスを考えてくださることに。

●各回45分間の流れは?
・厚生院の特養の各フロアごとに、45分間を目安に入所者さんとスタッフさんが会場を訪れてくださる予定。しかし決まった時間に全員がそろうということはなく、実際には介助スタッフさんのタイミングであったり、入所者さんの状態を見計らったりして訪れる。このためダンス公演は5分と短時間にし、振付をした同じ内容を45分間に2回公演する。
・午前に2フロア(それぞれ45分間)、午後に2フロア(それぞれ45分間)のタイミングがあり、ダンス公演は計8回。
・会場ではボランティアさんからの呈茶があり、ダンス公演と呈茶のタイミングを重ねない方がよいと判断。そこで45分間を以下のように整理。
  10分 呈茶、お茶菓子を楽しむ
  5分 ダンス公演
  5分 ダンス公演の余韻(ダンサーさんとの交流など)
  5分 間をおく
  10分 呈茶、お茶菓子を楽しむ
  5分 ダンス公演
  5分 ダンス公演の余韻(ダンサーさんとの交流など)

●音楽は?
・「誰が見ても美しい」のコンセプトに適した、「誰が聞いても美しい音」を小野さんが用意していて、優しく切ないようで美しいメロディーの音楽たちだった。ダンス5分間はこれらの方向でいく。
・ダンス公演では優しく美しい音楽を用い、その前後の時間はあえて区別をつけるために雰囲気の異なる音楽を流してダンスを引き立てようと考えた。そこで前後の時間にはいわゆる「ひな祭り」な音楽CDを探してかける方向でいく。

●機材(スピーカー)は?
・音がならないと致命的。今は音源がCDだったり、iphoneだったり、PCから焼いたCDだったりと、意外と接続方法などをしっかりチェックしないといけない!
・厚生院さんの講堂に備えられている音響設備が使えればベスト。保険的に手持ちのスピーカーも持参することに。


ダンサーさんが衣装のワンピースに考えているピンクの生地。