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名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授 鈴木賢一先生


7月25日(木)18:30より、連続講座第3回「アーティストによるプロジェクトの実際」が行なわれました。
講師の鈴木賢一先生は、本事業「なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト」の実行委員長で、長年にわたり学生とともに小児病棟等にヘルスケア・アートの導入を実施してきたご経験をお持ちです。
病気の子どもやそのご家族が病院で感じる不安を和らげる空間をつくりたい。医療現場の方々、家具メーカーや施工業者など企業の方々、学生達とともにアイデアを出しあい試行錯誤しながら子どもにやさしい療養環境づくりに取り組まれた鈴木先生の実施事例をはじめ、パフォーミングアートやアーティストによるプッシュ提案型ヘルスケアアートの事例等、お話いただきました。



療養環境にアートを導入する取組のプロセスは、ケース毎に異なります。時には看護師さんが自ら考案した「物語のある空間づくり」を提案し、アーティストとしての役割を果たすこともあったそうです。
また、医療施設のスタッフや付添のご家族もアートづくりに参加することで、アートが施された場所に対する愛着がぐっと湧いてくる、というお話は、人の気持ちと空間との関わりを考える上でも興味深いエピソードでした。
講義後の質疑応答の時間には、アーティスト、医療従事者、建築設計者など様々な受講生の皆さんから実践的な視点の質問が出され、共に考える時間となりました。

次回は8月1日(木)、「ヘルスケアにおけるアートの可能性―英国の事例から」講師はブリティッシュ・カウンシルの湯浅真奈美さんです。(藤井)