NEWS 事務局からのお知らせ

【告知】2021年度事業 参加者募集!


ヘルスケア・アートマネジメントを学ぶ
ワークショップ&ゼミのご案内

心身の不調や不安を抱えた人たちがより快適に過ごせるよう、病院や福祉施設などへのアートの導入が注目されています。作品の力や、アートを介したコミュニケーション、表現や鑑賞といった行為が、患者さんはもちろん、そのご家族やスタッフにもよい影響を与えます。本事業では、医療や福祉の分野でアートマネジメントのできる人材の育成を目指し、今年度はワークショップとゼミを開催します。全国からご参加お待ちしています!


  • 参加すると全国からの参加者や講師・運営メンバーと情報交換などもできます!
  • 3事業の報告会とシンポジウムを2022 年1-2月に開催します。

1.企画実施ワークショップ
コロナ病棟の患者さんやスタッフの皆さんにアートを届けよう!

7/26~秋冬 月曜夜19-21時不定期開催+最終報告会2022年1月
【定員15名、申込締切7/22(木)、全7回】


コロナ病棟の病室

名古屋市立大学医学部附属東部医療センターのコロナ病棟の患者さん(軽症・中等症)、スタッフの皆さんのために、ヘルスケアアートを企画し届ける事業です。ヒアリングから実施までの一連の流れを通してアートマネジメントの一部が体験できます。

講師・ファシリテーター・アドバイザー
篠原 佳則(安井建築設計事務所 名古屋事務所 副所長)
村井 俊介(医師/ 東部医療センター 高次ウイルス感染症センター副センター長)
吉岡 純希(株式会社NODE MEDICAL 代表 看護師/デザインエンジニア)
高野 真悟(彫刻家/ 東部医療センター新病棟 ヘルスケアアーティスト)

7/26(月)~秋冬19:00-21:00+最終報告会2022年1月
【第1 回】7/26(月)19-21時

ガイダンス、医療者・建築家からの説明
【第2 回】8/9(月)19-21時
グループに分かれての企画検討
【第3・4回】8/23, 9/6(月)19-21時
グループごとのアート企画発表1・2
【第5 回】9 月下旬
医療施設への提案とヒアリング
【第6 回】10 月頃
アート導入の経過報告と最終会の内容検討
【最終報告会】2022 年1 月 日時未定

※異なる職業の参加者でグループを組みアートの企画や検討をしていく予定です。経験やスキルは問いません。 ※医療施設や社会の状況などに応じて、内容や方法を検討して進めていきます。

2.輪読ゼミ
イギリスのヘルスケアアートの英語の報告書をみんなで読もう!

8/24-12/14火曜夜19-21時不定期開催+最終報告会2022年2月
【定員30名、申込締切8/19(木)、全8回】


英国のレポートに掲載されているDavid Shrigley氏のイラスト「THE ARTS ARE LIKE GLUE」

2017 年に英国の芸術と健康・福祉を考える超党派の議員グループ(APPGAHW)が発表したレポート『Creative Health:the Arts for Health and Wellbeing』は、医療社会福祉分野におけるアートの実践と研究に関する調査をもとに、政策や実践の改善に向けた提言をしたもので、英国のヘルスケアアートの促進に大きなインパクトを与えました。この事業では、その英文レポートの輪読をしながら、概要の把握と有益な情報の抽出等を行います。

講師・ファシリテーター
阿部 順子(椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科 准教授)
Alexandra Coulter(Director at National Centre for Creative Health)

8/24~12/14(火)19:00-21:00+最終報告会2022年2月
【第1 回】 8/24(火)19-21時
ガイダンス、講師より目次と1 章の発表など
【第2-7 回】9/14,9/28,10/19,11/9,11/30,12/14(火)19-21時
受講生による発表とディスカッション
【最終報告会】2022 年2 月 日時未定
英国とオンラインでつなぎ質問や対話(通訳有)

※参加者には翻訳の担当頁を割り振り、発表をしていただきます(運営側でPowerPoint のフォーマットを用意)。読む際は翻訳ソフトを利用しても構いません。 ※参加者全員でこの英語文献を探検し、日本語概要版を作成することがゴールのひとつです。
※レポートの英文はこちらから確認いただけます
 → https://www.culturehealthandwellbeing.org.uk/appg-inquiry/

3.事例集めワークショップ
高齢者のためのヘルスケアアート事例を集めてサイトで紹介しよう!


10/6-11/24水曜夜19-21時不定期開催+最終報告会2022年1月
【定員20名、申込締切9/30(木)全5回】


名古屋市の高齢者施設のひな祭りイベントで実施したコンテンポラリーダンス公演

病院や福祉施設などで実施されている高齢者のためのヘルスケアアートの事例を集めて、事例集サイトに掲載する事業です。認知症や身体機能の低下といった高齢者に特徴的な傾向や、介護者の疲弊などの課題を意識しながら、具体的な事例を通して、ケアとアートについて考えを深めます。

講師・ファシリテーター
鈴木 賢一(名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 教授)
山田 紀代美(名古屋市立大学大学院 看護学研究科 高齢者看護学 教授)

10/6~11/24(水)19:00-21:00
【第1 回】 10/6(水)19-21時

ガイダンス、「高齢者のケア」について。看護と建築の視点から講義
【第2・3 回】10/27,11/10(水)19-21時
受講生による各地の事例発表と意見交換
【第4 回】11/24(水)19-21時
全体のふり返りと最終回の内容検討
【最終報告会】2022 年2月 日時未定
公開報告会と高齢者とアートに関する講演

※参加者には事例の発表(運営側でPowerPoint のフォーマットを用意)をしていただきます。ご自身の関わった事例や地元で実施されている事例の他、海外資料などを調べての発表などでも構いません。
※事例紹介サイトはこちら
 → https://healthcare-art.net/gallery/

募集要項・注意事項


  • ヘルスケアアートやそのマネジメントに携わりたいという意志のある方。
  • Zoom の利用ができる方 ※カメラ・マイクのあるPC またはタブレット(OS やブラウザは最新版推奨)とネット環境(光回線の有線接続、高速Wi-Fi 推奨)が必要です。
  • できるだけすべての回に参加可能な方。
  • PCメールのやり取りやPowerPoint などを使った簡単な発表ができる方。 ※聴講のみを希望される方は各事業の最終報告会にご参加ください(報告会の一般参加募集は12 月頃開始予定)。
  • これまでヘルスケアアートへの関わりや本事業への参加経験のない方は、できましたらHP に掲載している講義録などをお読みいただいてからご参加ください。
  • 内容やスケジュール、回数などは変更となる場合があります。
  • 規定によって、受講生に謝礼や交通費のお支払いはできません。

申込み方法

お申し込みはこちらから

※HPの申込フォームから送信後、送信確認メール(自動返信)が届かない場合は、メールまたはHP のお問合せフォームからその旨ご連絡ください。
※申込期限内であっても定員に達した場合は、受付を終了する場合があります。
※申し込みの方には初回開催までに参加用のZoomURL などをメールでお送りします。
※応募者が多数となった場合、参加条件を満たした方の中から選考させていただくことがあります。複数の事業への申し込みも歓迎いたしますが、応募者多数の場合は一部の事業のみの参加をお願いする場合もございます。
※定員を設けていますので、申し込み後に参加ができなくなった場合は、その旨事務局までお知らせください。

〈問合せ先〉

なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト事務局  
E-mail:healthcare_art@sda.nagoya-cu.ac.jp


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