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【研究会】救急医療のヘルスケアアートを考える 第3回(10/12)報告

研究会第3回 2022年10月12日(水)19~21時 オンライン開催
「参加者による救急医療のへルスケアアートの検討その1[探る]」


目指す成果について(鈴木)
グループ分けの経緯(由井)
グループセッション1(問題意識を絞り込む)4チーム
グループセッション2(問題意識の整理)4チーム

第3回の研究会は運営・講師陣9名、一般参加者18名の合計26名で開催いたしました。


鈴木先生による最終目標と成果について

・具体的な課題を整理し、それぞれの課題について解決のヒントを得る。
・救急医療の現場を理解する
・必ずしもアート的な提案を求めていなく、幅広い視野で提案してほしい

というお話がありました。



由井先生による経緯の整理


由井先生からこれまでの研究会の流れの整理とチーム分けについて、目指すべき方向性についてお話しがありました。
主な内容は以下の通りです。

・探る段階では研究テーマを明確に
・研究方法や進め方、役割分担を共有する
・他のメンバーから意見を求める
・救急にヘルスケアアートがいるのか?という問いに答えていけたらよい。
・ワークシートから「急な死」「医療者の安全」「救急の環境」「英国レポート」の4つにグルーピング




グループワーク前半


グループワーク前半では研究の内容、テーマを絞り込むという目的でグループに分かれて話し合いました。

「環境」チーム
処置室は機能美なのでカラー、手を出しやすいのは待合室
スタッフのこころが感じられるのが良い
ギャップを埋めるをテーマにする。
待合室をゆったりと過ごしてもらえるのが良い
第2回
待合室の環境
病院掲示板の情報整理、重篤患者の付き添いの方の待合環境

「暴力」チーム
松嶋先生に質問していた。
怒りの原因、意識が正常じゃない人では医療者を守る、意識が正常な人はアート有効
バリケードがあっても良い
啓発する様な案内があると良い
第2回
軸は暴言に対する自己防衛、啓発抑止、建物の立ち方の変遷

「急な死」チーム
照明明るい、機器の音うるさい環境、医療者が患者の心情を心配、患者家族と医療者の目線
穏やかな死として受け止めれる
経験を和らげる
霊安室の環境(たどり着くまでの環境、出口環境)

「英国レポート」チーム
一度読んだ感想を共有
レポートの内容報告で各グループのテーマについて触れる
日本だったらどうかとかのアイデア出しまで行きたい



グループワーク後半


後半のグループワークの報告は各チーム以下の報告がありました。

「英国レポート」チーム
概要の説明、専門職からレポートを紹介、今後、日本ではどうかというまとめがしたい。

「急な死」チーム
心の切り替え、医療者としては気持ちを切り替えて次へ向かう。
色、家族への想い、などをテーマにする方向性突然の死の場面転換をいかにするか
死の迎え方

「暴力」チーム
自己防衛や予防
実際に起きていることで啓発する。抑止効果
建築における時代を経ての変化について

「環境」チーム
待合いなどの情報の整理
重症な患者の付き添いの待合の環境



事務局からの連絡


各グループの情報共有方法として、チャートツール「Slack」で情報共有することに決定しました。
次回、第4回(11月9日)は第5回の発表の下準備になります。



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