2019年10月14日(月・祝)に開催いたしましたヘルスケア・アートマネジメントの国際シンポジウムの動画と小冊子を作成いたしました。
英国でのさまざまな実践や、ヘルスケアアートの効果や展望などを、
多くの画像や関連資料をもとにお話しいただいています。
ヘルスケアアートやそのマネジメントを考える上で参考になるとともに、
彼らの思いやチャレンジする姿勢に、勇気づけられます。
名古屋会場も東京会場も台風の影響で、多くの方にご来場いただくことができず、大変残念でしたが、
この動画や冊子で当日の様子をお伝えできましたら幸いです。
動画(なごやヘルスケア・アートマネジメント推進事業Youtubeチャンネル)
国際シンポジウム 2019/10/14
「英国の先進事例に学ぶヘルスケアアートとそのマネジメント」
1.開会あいさつ(東京国立近代美術館 加藤館長)、事業・講師紹介(名古屋市立大学教授 鈴木賢一)
2.講演1「英国の医療アートディレクターの役割」トリスタン・ホーキンス
3.講演2「英国における医療とアート」ダミアン・ヘブロン
4.質疑応答・ディスカッション
※それぞれ別ページでYoutubeが開きます
小冊子vol.3「英国のヘルスケアアートとマネジメント 2018・2019年度シンポジウムより」
2019年10月に開催した国際シンポジウムの英国のお二人のご講演と、ディスカッション、
2018年6月に開催したシンポジウムの高野氏のご講演と論文の内容を、1冊の冊子にまとめました。
※冊子は現時点では郵送対応はしておりません。PDFでご覧ください。
2020年度の講座やシンポジウムで配布させていただく予定でおり、
講座やシンポジウムの情報は決まり次第、HP等でご案内させていただきます。
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国際シンポジウム概要
「英国の先進事例に学ぶヘルスケアアートとそのマネジメント」
2019年10月14日(月・祝) 13:00 - 17:00(開場 12:30)
東京国立近代美術館 地下1階講堂
主催:なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト(名古屋市立大学内)、
東京国立近代美術館
登壇者
Trystan Hawkinsトリスタン・ホーキンス(Arts Director/Director of Patient Environment CW+)
Damian Hebronダミアン・ヘブロン(Programme Manager in Nesta’s Health Lab)
コーディネーター 阿部 順子 (椙山女学園大学生活科学部 生活環境デザイン学科 准教授)
パネリスト 鈴木 賢一(名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授)
パネリスト 加藤 敬(東京国立近代美術館 館長、元文化庁芸術文化課長)
療養環境をより快適にするために、アートの力が注目されています。日本と同じように高齢化が進み、医療費の削減が大きな課題となっているイギリスでは、その対策のひとつとしてアートが活用されています。病院や福祉施設にアート作品やデザイン、音楽やダンスなどのパフォーマンスが導入され、その効果を実証する調査・研究も進んでいます。このシンポジウムでは、ヘルスケアアートの先進国イギリスからお二人の講師をお招きし、病院における具体的な事例や、国の施策やシステムについて話をうかがいます。