イベントは終了しました
シンポジウムは終了いたしました。ご参加の皆さま、誠にありがとうございます。
連続講座は2018年7月4日から始まっております。詳細はWebサイト上でご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
心身の不調や不安を抱えた人たちが、より快適に過ごせるよう、病院や福祉施設などにおけるアートの必要性・有用性が注目されてきています。作品の力や表現するという行為が、空間をいっそう生き生きと豊かなものにし、患者さんはもちろんご家族や医療関係者にもよい影響を与えます。
このシンポジウムでは、国内外のヘルスケアの現場で実践されているアート活動やマネジメントについて話を聞き、ヘルスケア・アートの輪をより広げていきたいと思います。
平成30年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
未来につなぐヘルスケア・アートマネジメント人材育成事業
ー医療福祉施設の環境向上を支援する名古屋モデルの全国発信を目指してー
登壇者・タイムテーブル
13:00〜 開場
13:30〜 開演
13:35〜13:50
大学におけるアートマネジメント
加藤 敬
名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 教授・学長特別補佐(教育・国際・学生)
元文化庁芸術文化課長
1987年文部省入省、その後ユネスコ、文科省高等教育局国際企画室長、科学技術・学術政策局国際交流官などを経て、国連大学大学院事務局長、新潟県立大学事務局長として大学経営に携わる。2016年9月より現職。
13:50〜14:50
療養環境におけるアートの役割と可能性
森口 ゆたか
美術家、近畿大学文芸学部文化デザイン学科 教授
NPO法人アーツプロジェクト 副理事長
美術制作のかたわら、イギリス滞在中にホスピタルアートと出会い、医療現場でのアートの可能性を探る活動を始める。2004年にNPO法人アーツプロジェクトを設立。これまでに関西を中心とする30カ所以上の病院で、ホスピタルアートの企画、運営、実施に携わる。
14:50〜15:00 休憩
15:00〜15:30
英国のチャリティ組織の役割
高野 真悟
彫刻家
名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 博士後期課程
美名古屋市立大学の学生有志からなるホスピタルアート集団「はみんぐ」を率い、様々なヘルスケアアートを手がける。彫刻家としてアートが役に立つヘルスケアの分野を研究中。一昨年ロンドンの病院を視察し、イギリスにおけるアートインヘルスを調査した。
15:30〜16:00
NPO法人子ども健康フォーラムによる療養環境整備
篠原 佳則
NPO法人子ども健康フォーラム 理事・運営委員長
株式会社安井建築設計事務所名古屋事務所 副所長
あいち小児保健総合センターの設計において、理想の子どもの療養環境を実現するための多職種が参加する子どもの療養環境研究会に関わった。その後、研究会の活動はNPO法人子ども健康フォーラムに引継がれ、全国各地の小児病院のプレイルーム整備へとつながっている。
16:00〜16:30
ディスカッション
司会進行 鈴木 賢一
なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト 実行委員長
名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 教授、NPO法人子ども健康フォーラム 理事
各地の学校建築計画、病院の環境デザイン、子どものための建築ワークショップをフィールドにして、子どもの学習・療養・遊びを支援する生活環境デザインの調査研究を行っている。一級建築士。博士(工学)。
会場への交通アクセス
名古屋市立大学 北千種キャンパス
〒464-0083名古屋市千種区北千種2-1-10 TEL:052-721-1225
駐車場に限りがありますので、できるだけ公共交通機関でお越しください
名古屋市営地下鉄「ナゴヤドーム前矢田」駅から
1番出口より、南に徒歩15分
JR「名古屋」駅から
名古屋駅バスターミナル 10番のりばより基幹2「萱場(かやば)」停留所で下車すぐ
名古屋市営地下鉄「栄」駅から
栄「オアシス21」3番のりばより基幹2「萱場(かやば)」停留所で下車すぐ
名古屋市営地下鉄「池下」駅から
3番のりばより幹砂田1「清明山」停留所で下車、西に徒歩3分
お問い合わせ
シンポジウム、各講座、ワークショップについてのお問い合わせは、専用お問い合わせフォームまたはFAX(052-721-3110)にて承っています。
なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト事務局(担当:伊藤・寺井)
名古屋市立大学北千種キャンパス内