2021年度
ヘルスケア・アートマネジメントを学ぶ
ワークショップ&ゼミのご案内

3事業すべてオンライン開催!参加無料・要申込
※お申し込みは終了しました

2021年度 3つの事業

心身の不調や不安を抱えた人たちがより快適に過ごせるよう、病院や福祉施設などへのアートの導入が注目されています。作品の力や、アートを介したコミュニケーション、表現や鑑賞といった行為が、患者さんはもちろん、そのご家族やスタッフにもよい影響を与えます。

本事業では、医療や福祉の分野でアートマネジメントのできる人材の育成を目指し、今年度はワークショップとゼミを開催します。事業の中で、参加者の皆さまとの情報交換や交流の時間も設けていきたいと考えています。全国からご参加お待ちしています!

3事業の報告会とシンポジウムを2022年1-2月に開催します

12月頃にご案内・参加募集をする予定ですので今回ご参加が難しい方もぜひ!

アートでもっとケア環境を元気に!!

ヘルスケアアートについて

ヘルスケアアートとは、病院や福祉施設などケアの現場にアートやデザインを取り入れて、患者さんやご家族、スタッフの方々に向けて、より快適な環境やコミュニケーション、体験などを提供する取り組みです。ホスピタルアート、Arts for Healthなどと呼ばれることもあります。
→「なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト」とは

1. 企画実施ワークショップ 7/26〜秋冬(月) 19:00-21:00
+最終報告会2022年1月

定員15名 全7回 ※受付終了しました

コロナ病棟の患者さんやスタッフの皆さんにアートを届けよう!

名古屋市立大学医学部附属東部医療センターのコロナ病棟の患者さん(軽症・中等症)、スタッフの皆さんのために、ヘルスケアアートを企画し届ける事業です。ヒアリングから実施までの一連の流れを通してアートマネジメントの一部が体験できます。

※異なる職業の参加者でグループを組みアートの企画や検討をしていく予定です。経験やスキルは問いません。 ※医療施設や社会の状況などに応じて、内容や方法を検討して進めていきます。

講師・ファシリテーター・アドバイザー

篠原 佳則(安井建築設計事務所 名古屋事務所 副所長)
村井 俊介(医師/東部医療センター 高次ウイルス感染症センター副センター長)
吉岡 純希(株式会社NODE MEDICAL 代表 看護師/デザインエンジニア)
高野 真悟(彫刻家/東部医療センター新病棟 ヘルスケアアーティスト)

開催スケジュール

第1回 7/26(月)19-21時 ガイダンス、医療者・建築家からの説明
第2回 8/9(月)19-21時 グループに分かれての企画検討
第3回 8/23(月)19-21時 グループごとのアート企画発表1
第4回 9/6(月)19-21時 グループごとのアート企画発表2
第5回 9月下旬 医療施設への提案とヒアリング
第6回 10月頃 アート導入の経過報告と最終会の内容検討
最終報告会 2022年1月 ※日時未定

2. 輪読ゼミ 8/24〜12/14(火) 19:00-21:00
+最終報告会2022年2月

定員30名 全8回 ※受付終了しました

イギリスのヘルスケアアートの英語の報告書をみんなで読もう!

2017年に英国の芸術と健康・福祉を考える超党派の議員グループ(APPGAHW)が発表したレポート『Creative Health:the Arts for Health and Wellbeing』は、医療社会福祉分野におけるアートの実践と研究に関する調査をもとに、政策や実践の改善に向けた提言をしたもので、英国のヘルスケアアートの促進に大きなインパクトを与えました。この事業では、その英文レポートの輪読をしながら、概要の把握と有益な情報の抽出等を行います。

※参加者には翻訳の担当頁を割り振り、発表をしていただきます(運営側でPowerPointのフォーマットを用意)。読む際は翻訳ソフトを利用しても構いません。
※参加者全員でこの英語文献を探検し、日本語概要版を作成することがゴールのひとつです。
※レポートの英文はこちらから確認いただけます

講師・ファシリテーター・アドバイザー

阿部 順子(椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科 准教授)
Alexandra Coulter(Director at National Centre for Creative Health)

開催スケジュール

第1回 8/24(火) 19-21時 ガイダンス、講師より目次と1章の発表など
第2回 9/14(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
第3回 9/28(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
第4回 10/19(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
第5回 11/9(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
第6回 11/30(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
第7回 12/14(火) 19-21時 受講生による発表とディスカッション
最終報告会 2022年2月 英国とオンラインでつなぎ質問や対話(通訳有)※日時未定

3. 事例集めワークショップ 10/6〜11/24(水) 19:00-21:00
+最終報告会2022年1月

定員20名 全5回 ※受付終了しました

高齢者のためのヘルスケアアート事例を集めてサイトで紹介しよう!

病院や福祉施設などで実施されている高齢者のためのヘルスケアアートの事例を集めて、事例集サイトに掲載する事業です。認知症や身体機能の低下といった高齢者に特徴的な傾向や、介護者の疲弊などの課題を意識しながら、具体的な事例を通して、ケアとアートについて考えを深めます。

※参加者には事例の発表(運営側でPowerPointのフォーマットを用意)をしていただきます。ご自身の関わった事例や地元で実施されている事例の他、海外資料などを調べての発表などでも構いません。

講師・ファシリテーター・アドバイザー

鈴木 賢一(名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 教授)
山田 紀代美(名古屋市立大学大学院 看護学研究科 高齢者看護学教授)

開催スケジュール

第1回 10/6(水) 19-21時 ガイダンス、「高齢者のケア」について看護と建築の視点から講義
第2回 10/27(水)19-21時 受講生による各地の事例発表と意見交換
第3回 11/10(水)19-21時 受講生による各地の事例発表と意見交換
第4回 11/24(水) 19-21時 全体のふり返りと最終回の内容検討
最終報告会 2022年2月 公開報告会と高齢者とアートに関する講演 ※日時未定

ATTENTION 注意事項

ヘルスケアアートやそのマネジメントに携わりたいという意志のある方向けの企画です。

できるだけすべての回に参加可能な方のご応募をお願いいたします。

募集要項

  • ヘルスケアアートやそのマネジメントに携わりたいという意志のある方。
  • Zoomの利用ができる方 ※カメラ・マイクのあるPCまたはタブレット(OSやブラウザは最新版推奨)とネット環境(光回線の有線接続、高速Wi-Fi推奨)が必要です。
  • できるだけすべての回に参加可能な方。
  • PCメールのやり取りやPowerPointなどを使った簡単な発表ができる方。 ※聴講のみを希望される方は各事業の最終報告会にご参加ください(報告会の一般参加募集は12月頃開始予定)。
  • これまでヘルスケアアートへの関わりや本事業への参加経験のない方は、できましたらホームページに掲載している講義録などをお読みいただいてからご参加ください。
  • 最新の情報をホームページやSNSでご案内しています。合わせてご確認ください。
  • 内容やスケジュール、回数などは変更となる場合があります。
  • 規定によって、受講生に謝礼や交通費のお支払いはできません。

注意事項

  • お申込フォームから送信後、送信確認メール(自動返信)が届かない場合は、メールまたはお問合せフォームからその旨ご連絡ください。
  • 申込期限内であっても定員に達した場合は、受付を終了する場合があります。
  • 申し込みの方には初回開催までに参加用のZoomURLなどをメールでお送りします。
  • 応募者が多数となった場合、参加条件を満たした方の中から選考させていただくことがあります。複数の事業への申し込みも歓迎いたしますが、応募者多数の場合は一部の事業のみの参加をお願いする場合もございます。
  • 定員を設けていますので、申し込み後に参加ができなくなった場合は、その旨事務局までお知らせください。
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